ホームカミングデー

2023年10月1日

私が卒業した名古屋女子大学で大学祭が開催され、卒業生を対象に「ホームカミングデー」という会が開かれました。卒業生の会は「春光会」という名称で、私も会員ですが、その会長を務めてみえる方が自民党女性局の女性部長さんです。そのご縁でお声がかかり、友だちと一緒に参加しました。特に今回は岐阜県連女性局長の若井あつこ先生が講師なので、楽しみに出かけました。

 

若井先生は元空手の日本代表で、世界大会で4連覇を成し遂げ、ギネス記録を持ってみえます。日本の女性でただ一人7段という資格も持ってみえると伺いました。竹を割ったようなさっぱりとした性格で、元気なスーパーウーマンです。今回初めてじっくり若井先生のお話を聞くことが出来、華々しい活躍の陰で大変ご苦労された経験があったということを知ることが出来、驚きました。

 

最初の壁はある会社の空手部の監督を頼まれたこと。部員集めから任され、集まった部員はすでに活躍の時期を過ぎた人たちで、そこから必死で監督として頑張り、見事国体で優勝されたそうです。その後、世界大会で3連覇した後、日本の大会で初戦敗退という挫折を味わい、空手をやめようとまで落ち込んだ後、ある方からの激励で復活し、4連覇を達成したそうです。

 

そこから学んだことは「人は人によって生かされている。可能性は出会いで開花される。可能性を信じてともに未来へ。」だったそうです。現在は県議会議員を務めながら、空手の指導者として、日本だけでなく世界各国の子どもたちに空手を教え、次世代育成に努めています。私のことを「師匠」と慕ってくれる彼女ですが、講演の素晴らしさは、逆に彼女が師匠だと感激しました。